「経費を抑えて集客をしたい」
「チラシやHPの費用対効果が落ちている」
「WEB活用をもっとしていきたい」
「地元の施主さんへのPR方法で悩んでいる」
そんな住宅工事会社さんのお悩み解決におすすめしたいのが「Googleビジネスプロフィール」(旧・Googleマイビジネス)です。
では、いったいGoogleビジネスプロフィールとは何でしょうか?
Googleビジネスプロフィールとは
「無料」で登録できて施主さんにPRが出来るサービス
例えば施主さんが「リフォーム+地域」で検索した際にGoogle検索結果に表示。 知名度UPや集客力向上を目指すうえで大きな効果を期待できるツールです。
地域密着ビジネスに最適!
地元密着の工務店やリフォーム会社は 商圏が限定されるためローカル検索が重要
具体的には、こんな使い方になります。たとえば飲食店に限らず、施主さんが「工務店」や「リフォーム会社」でキーワード検索した場合 ユーザーの近くにある工務店やリフォーム会社がマップ情報と共に表示されます。
登録情報は基本的に、会社周辺の施主さんにしか表示されません。 工務店やリフォーム会社が利用する最大のメリットは、 問い合わせにつながりやすい施主さんに限定してアプローチできることです。
Googleビジネスプロフィールのメリット・デメリット
メリットとしては、主に以下の5つが挙げられます。
①施工エリアの顧客に限定してアプローチできる
②SEO対策よりも上位表示が期待できる
③サイトへの流入経路が増える
④クチコミ評価で、お客様に安心してもらえる
⑤来店に直結しやすい
またGoogleビジネスプロフィールの登録・活用により、ユーザーから高い信頼を得られ、
「Googleマップでルートが検索される回数が42%増加する」
「Webサイトへのリンクがクリックされる回数が35%増加する」
というデータもあります。
一方、デメリットもあります。
デメリット① 定期的な情報更新が必要
古い情報がそのまま掲載されていれば、それを見た施主さんが不安に感じる可能性があります。
イベント情報が2年前の情報だったとしたら、「このお店、もう無くなってるのかな?」と 不安に感じる方もいるでしょう。
また上位表示を狙うためにも、頻繁に更新する必要があります。 特に競合店が多いエリアでは気を付けなければなりません。
デメリット② 悪い評価・口コミが付くケースも…
評価点と口コミが投稿できるようになっています。 良い評価も悪い評価も、あるいはネガティブなコメントも 書き込まれる可能性があります。
ただし登録しなければ悪い評価や口コミが付かないということではありません。登録していなくても、Google側で登録されてしまうケースがあるからです。またネガティブな口コミが書かれた場合は、返信機能で真摯に対応することでかなり解決できます。
施主さんの気持ちに寄り添って丁寧な言葉でコメントを返すことで、 悪い口コミを見た他のユーザーの心象もかなり違ってくるでしょう。
Googleビジネスプロフィールの登録から具体的な運営方法まで
では実際にGoogleビジネスプロフィールをはじめたいとき、どんなプロセスが必要になってくるのでしょうか?
ここでは、その流れをご紹介します。
1. Googleビジネスプロフィールのオーナー確認(本登録)
「Googleビジネスプロフィール」で検索し ビジネス名などの基本情報を入力します。 部外者にGoogleビジネスプロフィールの管理権限が渡らないよう 利用するには必ず「オーナー確認」をしなければなりません。
オーナー確認をするためには「電話」「ハガキ」「メール」 「公式サイトのGoogle Search Console」のいずれかの方法で 確認コードを受け取る必要があります。 多くの場合は、ハガキでの郵送による確認となります。
2. 基本情報の編集(サービス情報の編集)
情報入力できる項目は、 次の5項目になります。
- カテゴリー
- 営業時間の詳細
- 特別営業時間
- 商品・サービス
- ウェブサイト
現在、工務店や リフォーム会社で Googleビジネスプロフィールを 活用している会社はまだまだ少ないようです。 つまり、詳細設定するだけで検索結果に上位表示されやすく 他社と差を付けることができるでしょう。
3. サービスにまつわる写真の追加
Googleビジネスプロフィールに登録すると、 マップ検索の結果にも表示されるようになります。 その際に併せて表示させることができるのが写真です。 会社のことをよく知らない施主さんにとって、 写真は雰囲気を知る上でとても重要です。
店舗の外観・内観、施工事例やスタッフの 顔写真などがあれば来店のハードルも下がるでしょう。
ずっと表示されるために必要な「MEO対策」とは?
検索サイトで上位に表示させるポイントは「3つ!」
せっかくGoogleビジネスプロフィールに登録できても、顧客が検索して表示されなければ意味がありません。同業の競合が近隣地域にいなければ、上位表示し続ける可能性は高まります。でも競合ひしめく地域でしたら、どうでしょう?
Googleの発表によれば、上位表示させるには以下の3つが重要とされています。
- ユーザーの検索語句とGoogleビジネスプロフィール情報の「関連性」
- 検索語句に含まれる地域名と会社住所までの「距離」
- 会社の「知名度」
また、その対策について簡単な表にまとめましたので、ご覧ください。
さいごに
ここまでGoogleビジネスプロフィールの基本や使い方についてご紹介してきましたが、結局のところ、他社である「Googleのサービス」でもあるので、こちらの意図通りに行かないところも多々出てきます。よって私たちにできるのは、ここまで紹介してきた登録関連をしっかり済ますこと、そして地道ではありますが日頃の顧客対応を丁寧に続けていくことです。