電気工事士は建設業界の中でも需要の高い資格で、比較的取得のしやすい国家資格と言われています。そのため会社での実績を積みつつ資格を習得するというキャリアパスを経て、独立される方も少なくありません。
独立の障壁こそ高くないものの、一方で独立して課題になるのは集客面です。会社に居たころは会社が工事案件を受注してきましたが、独立したら自分で行わなければなりません。電気工事事業者として独立した方からは、「工事作業を行うよりも、 営業が大変だった」という声もよく聞きます。
そこで、本記事では建設業種4,700社以上にWEBを通じて集客のご支援を行っている弊社が、電気工事事業者におすすめの営業方法をご紹介します。
既に電気工事業で独立されて組織化されている方も、1人親方になったばかりの方にもご参考になれば幸いです。
電気工事事業者におすすめの営業方法5選
チラシポスティング
特定のエリアに住んでいる地域に配布するチラシのポスティングでは、事業所に近い地域に絞った顧客に向けてダイレクトにアプローチすることが可能です。
電気工事事業者向けのチラシの例としては、「インターフォンの設置を行います」「アンペアの変更を承ります」「エアコンのクリーニングやメンテナンスを行います」「テレビアンテナのメンテナンスを承ります」などがあります。
建設業向けビジネスマッチングサイト
法人向けの電気工事を行うのであれば、ビジネスマッチングサイトに登録するのも1つの方法です。
近年、企業同士の取引においてビジネスマッチングサイトが注目を集めています。ビジネスマッチングサイトとは、製品やサービスを必要とする人と、それを提供する人とを仲介するサイトのことです。建設業に特化しているサービスの場合は工事をお願いしたい人と、工事案件を受注したい人が登録しています。
弊社が運営しているCAREECON(キャリコン)など、様々な建設業特化ビジネスマッチングサイトがあります。
ホームページ
たくさんの企業が自社情報を提供する場所としてホームページを保有しています。ホームページを通じて、商品・サービスの販売、資料請求やお問い合わせなど、用途に応じた様々情報を提供できます。
GoogleやYahoo!などの検索サイトからの集客はもちろんのこと、各種WEB広告やSNS、チラシ広告など、様々な集客の着地点としてホームページ持っておくこと、集客効果を最大化することができます。
弊社が担当した「阿部電気株式会社」様では、ホームページ制作にて集客の支援をさせていただきました。結果として1か月に3~4件のペースで電気工事のお問い合わせをいただき、中には工場1棟の電気工事を丸ごと請け負う案件も複数受注できているそうです。
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップ検索などに、自社の会社情報や口コミなどを載せるサービスです。例えば、Googleビジネスプロフィールに登録していれば、「渋谷区 電気工事」とGoogleで検索をしたときに地図検索に表示されます。
その地域の電気工事業者として、知名度アップや集客向上を目指すうえで大きな働きを期待できます。
SNS
Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略称で、代表的なものとしてLINEやTwitter、Instagram、Facebookなどがあります。
Instagramで「#電気工事」などのハッシュタグで検索をすると、#電気工事を行う会社の工事現場写真や、職人プライベート写真など、が出てきます。SNSに投稿することで検索からのお問い合わせに繋がる可能性があります。近年は、大企業もSNS集客に力を入れているくらい、魅力的な集客方法の1つになりつつあります。
おわりに
本記事では、電気工事業向けの営業方法をご紹介しました。冒頭でもお伝えした通り、独立したは良いものの、営業面で苦労をしている電気工事士は少なくありません。本記事でご紹介した営業方法がお役に立てば幸いです。
自社にあった最適な集客方法で、より良い売り上げに繋がる新規顧客を獲得しましょう!