電気工事のおすすめ集客手法7選

     
電気工事向けおすすめ集客方法サムネイル集客
集客

本記事では、様々な建設業種に対して集客のお手伝いをしている弊社の観点から、電気工事の集客方法をまとめました。

オフラインでの集客方法

チラシ広告

営業チラシは、直接個人の顧客に対してセールスを行うサービスモデルに対して良く使われる集客方法です。

このチラシでは、

  • お店への来店を促す
  • 製品の認知度を上げる
  • キャンペーンを告知する

など、様々な目的で活用されます。

チラシの配送方法ですが、「新聞の折り込みチラシ」と「ポスティング」があります。

新聞の折り込みチラシでは新聞を購読している層にしかアプローチできないデメリットがあるものの、一方で新聞の購買層は40代以上が多いこともあり、アンペア変更やコンセントの移設・増設、IHクッキングヒーターの導入に伴う電圧対応など、電気工事ニーズがある方々にアプローチできる可能性は高いです。

各家庭にチラシを投函するポスティングの場合は、様々な家にアプローチできますが、その代わり電気工事ニーズが全くない家庭にチラシを配布してしまう可能性があります。

チラシは1回の配布ではチラシを捨てられる・見逃される可能性があるため。集客効果を高めるのであれば継続的な配布が必要です。

集客に効くチラシを作る!工務店・リフォーム店がすべき4つの必須ポイントのおさらい
工務店やリフォーム会社、塗装工事会社から「最近チラシが効かない」という声も聞かれます。そこで本記事では「チラシで効果を出すコツ」「チラシに掲載する内容の構成・組み立て方」について、まとめてみました。

フリーペーパー・タウン情報誌

フリーペーパー・タウン情報誌は掲載企業からの掲載料で運用されていて、読者へは基本無料で届けられる印刷物のことを指します。雑誌状になっているページ数の多いものはフリーマガジンと呼び区別される場合もあります。

フリーペーパー・タウン情報誌では、地元の飲食店や美容室、その他施設の情報を取り扱っていることが多く、特定の地域のみで配布されるため、地域を絞った広告を行うことができます。

電気工事のニーズがありそうな地域に絞って広告を出稿することで一定の効果が見込めます。

オンラインでの集客方法

ホームページ運営

WEB上で集客を行うのであれば、最低1つはホームページを持っておくことをおすすめします。

ホームページには会社紹介や料金などの掲載、お問い合わせフォームの設置、以外にも自社が取り組んだ施工の事例を紹介することもできます。しかも、半自動的に営業活動を行ってくれます。

チラシなどのオフライン広告の場合、誤字脱字の修正や新しいキャンペーン情報など、修正が必要になった際の対応が大変ですが、ホームページは容易に修正が可能です。

また、下記の「検索サイト」や「WEB広告」などからアクセスを集めることができます。

「建設業にホームページって…本当に必要?」 ホームページが果たす役割と効果のまとめ
「ホームページって、本当に必要?」「何か役に立ってるの? 」「そもそも、意味あるの?」そんな疑問を感じたことはありませんか? そこで改めて、ホームページの役割や存在意義について、メリットやデメリットの観点でまとめてみました。

検索エンジンからの流入

SEOというのは「検索エンジン最適化」の略称で、Google(その他Yahoo!やbingなど)検索エンジンで上位に自社のホームページ(コラム記事)を表示させる施策です。

例えば、「〇〇区 注文住宅」「××市 ハウスメーカー」など、特定の検索キーワードで1ページ目上部に表示されるようになれば、アクセス数の増加、ひいてはお問い合わせUPに繋がります。

検索エンジンは上位表示されれば、他の広告方法と違って1円もお金を掛けずに自社のホームページにアクセスを集めることができます。

その一方で、売り上げに繋がりそうなキーワードには他社もSEO対策を行っていることが多く、ウェブに関する知識がない場合は、狙ったキーワードを1ページ目に表示させることは困難です。その解決策としては、検索サイト対策のされたホームページを選ぶことが大前提となります。

SEO対策のポイントと成功事例・基本的な対策~建設業ホームページ編
「SEO」とはいったいどんなもので、どのような対策が必要になるのでしょうか? 今回はその基本的な概要と、重要なポイント、実際の成功事例をわかりやすくまとめてみました。

WEB広告からの流入

WEB広告とは、インターネット上のメディアに掲載されている広告のことです。基本的にインターネット上で表示されるあらゆる広告は、このWeb広告に分類されます。検索エンジンに連動する「リスティング広告」や、様々なWEBサイトで表示される「DSP広告」など、様々なパターンがあります。

WEB広告はオフライン広告に比べて、費用を安く短期間で効果が出やすいといったメリットがあります。

建築・建設業者が押さえておくべきインターネット広告の基本と注意点のまとめ
受注を増やすには、その母数である「集客数」を増やすのが先決です。その集客数を増やす近道が、広告です。 でもいざ広告を掛けようにもさまざまな種類があるので悩んでしまいます。そこで「広告」の方法や注意点についてまとめてみました。

Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)

Googleビジネスプロフィールは、Google 検索や Google マップなど、さまざまな Google サービス上にビジネスや組織などの情報を表示し、管理するための使いやすい無料ツールです。自社の店舗の情報を登録でき、かつGoogle検索やGoogleマップでその情報を表示させることができ、知名度アップや集客向上を目指すことができます。

Googleビジネスプロフィールの基本~登録から運営まで工務店・リフォーム店の集客ノウハウを大公開!~
無料で地元の潜在顧客層にPRできる「Googleビジネスプロフィール」(旧・Googleマイビジネス)について、工務店ならではの活用法やポイントをまとめてみました。

SNS

近年は検索エンジン以外にも、SNS内でのキーワード検索やハッシュタグを用いて情報収集を行う方々も増えています。様々な企業がSNSによる自社の認知活動に取り組んでいます。

そんなSNSの中でも、Facebook、Twitter、Instagramは3大SNSとして多くの人々が利用しています。

国内主要SNS「4選!」建設業界における集客・求人で押さえるべきSNSの鉄則とは?
ネットが普及した現代、これからの建設業における集客施策は、 何をすればよいのでしょうか? そのカギを握るのは「ホームページ」と言われています。では、なぜホームページなのか? その理由を、一緒に検証していきましょう。

電気工事会社の集客成功実例

CASE 1:空調設備工事会社さんの例(東京都板橋区)

東京都板橋区を拠点に、空調機や換気装置のメンテナンスを幅広く行なっている日本空調メンテナンス株式会社。2014年8月にホームページを開設して以来、「ドレンホッパー」「モータープーリー交換」といったニーズに直結した検索ワードで上位表示を維持し続けています。現在、ホームページ経由の売上は年間2,000万~3,000万円とのことで、もはや会社の経営を支える主力的な存在になっています。

導入事例 | 「とりあえずあればいい」と思っていたホームページが、年間3,000万円の受注を生むサイトに! | BRANU株式会社
東京都板橋区を拠点に、空調機や換気装置のメンテナンスを手掛ける日本空調メンテナンス株式会社様。2014年8月にホームページを開設して以来、検索サイトで上位を獲得し続けています。現在、ホームページ経由の売上は年間2,000万~3,000万円と、もはや売上の主軸に。その施策の秘訣について、笹木代表に伺いました。

CASE 2:電気工事会社さんの例(大分県大分市)

大分県大分市を拠点に、プラントから一般家庭まで、幅広く電気工事を手掛ける阿部電気株式会社様。20年間のサラリーマン生活を経て独立。本格的な電気工事会社としてスタートを切るタイミングでホームページを導入しています。結果、大分県で電気工事というあまり検索ボリュームが大きくない環境の中、公開から4カ月間で早くも5件のお問い合わせを獲得。その後も順調に仕事を獲得し、今では工場1棟の電気工事を請け負うなど、事業拡大を続けています。

導入事例 | お問い合わせの9割が大企業。大分の一人親方がWEBから大型受注するまでの道のり | BRANU株式会社
大分県大分市を拠点に電気工事を手掛ける阿部電気株式会社様。代表である阿部社長は20年間のサラリーマン生活の後、独立。再スタートを切るタイミングでBRANU(ブラニュー)がホームページを制作しました。結果、仕事も軌道に乗り、今では社員4名の会社に拡大。その成長の軌跡を阿部社長に伺いました。

おわりに

本記事では電気工事業者の集客方法をご紹介しました。集客に悩んでいる方々の参考になれば幸いです。また、電気工事に関する関連記事もありますので、ぜひ事業の参考にされてください。

電気工事業者におすすめの営業方法5選
将来を考えて電気工事士の資格を取得された方も多いと思います。工事需要も多く、独立や法人化も十分検討できます。そこで、独立したらどう集客し工事依頼を獲得すればいいのか?そのあたりを記事にまとめてみました。
電気工事会社のホームページの作り方「5つのコツ」
電気工事はガス工事・水道工事と並び、街のインフラを支える重要な工事の1つです。将来にわたって一定の需要はあるものの、できれば年間を通して安定した工事受注をしたいものです。そこでこの記事では、電気工事業のホームページ導入を検討されている方に向けて、どんなホームページを作ればいいのか、その方法とコツをお伝えします。
電気工事士は人手不足?実態と解決策をご紹介!
人手不足が叫ばれている建設業界ですが、中でも第一種電気工事士は2020年から、第二種電気工事士は2030年から供給不足が加速するとされています。業界を挙げて改善に取り組む動きもありますが、その前に1企業としてどのような取り組みができるのか、考察してみました。
     
この記事を書いたライター
政所健司

建築専門出版社にて住宅誌の編集長を歴任。国交省・住宅金融支援機構・NEDO等の広報誌制作業務に参画後、LIXILリフォームショップFC店の企業広報を経て現在BRANU株式会社にてマーケティングを担当。「現場で一番汗を流している人たちこそ主役に」という考えのもと、中小零細企業へのIT支援・DX支援・事業支援を通じて建設業界の古い産業構造の改革を目指す3児の父。

政所健司をフォローする
お役立ち記事
タイトルとURLをコピーしました