「ホームページは用意はしたけど、いつまで経っても反響が来ない。」そのような課題を抱えているWEB担当者はかなり多いかと思います。
なぜホームページを作ってもお客さんが少しも増えないのでしょうか?本記事ではお客さんを増やすために工夫するべきことをご紹介します。
ホームページを見てもらうためにすべき工夫
SEO(検索エンジン対策)を行う
ホームページを見てもらえない理由として一番ありがちなのがアクセスがないケース。アクセス計測・管理すらしていないという方も少なくありません。
アクセスを集める方法の1つにSEO(検索エンジン対策)というものがあります。
SEOとは、GoogleやYahooなどの検索結果の上の方に自社ホームページを表示させるテクニックのことです。2ページ目より1ページ目、1ページ目のすぐに表示されればされるほどクリック数は増えます。
SEOを行えばアクセスを増やし売り上げに繋がりやすいお客さんを集めることができますが、必ず検索上部に表示されるというワケではありません。
検索エンジンの最大手であるGoogleは、検索順位は200個以上もの指標を決定していると言われています。
そのため、何も知らない方が片手間に行っても成果が出づらいです。
WEB広告からの流入を集める
広告経由で自社のホームページを見れもらう方法です。メジャーなもので言えば、検索した時に”広告”と表示される検索キーワードと連動広告「リスティング広告」があります。
上述のSEOに比べると1ページ目上部に表示するのは難しくないとされているものの、クリックされるたびにGoogleにお金を払わないといけず、経験がない人が行う赤字になる可能性があります。
またYahoo!Japanの検索結果にも、同様の広告が表示されます。
リスティング広告以外にも、特定のウェブサイトに表示される「ディスプレイ広告」や、SNS上で表示される広告など、さまざまなWEB広告があります。
読者が読みやすいようにを改善する
ある程度アクセスがあるのにも関わらず、全くお問い合わせや売り上げにならないのであれば、内容・文章を改善する必要があります。
例えば、無駄に文章が長く訪問者が離脱していまうのであれば、
- 改行を用いて見やすくする
- 太字や色字を用いて見やすくする
- 金額などは表を用いて見やすくする
- 文中の無駄な冗長表現を取り除きコンパクトな文章にする
- 難しい漢字を使わない
- 文章でイメージが付かないものは画像を用いる
- 難しい内容については図解を用いて補足説明をする
などの、改善方法があります。
読者に信頼性を持たせる
インターネットが普及してからかなりの月日が過ぎました。そのため近年の読者はリテラシーが高い傾向にあります。
口では「うちのサービスはすごいんです」と言っても読者は信じてくれません。
そういった方々のために有効なのはお客様の声です。例えば、エステ広告の「私はこれでこんなに痩せました」ような体験談を用いることで読者の反応率がアップします。 可能であれば、このようなお客様の声は積極的に集めてホームページにアップすることをおすすめします。
また、信頼性を持たせるページとしてはレビューページなどがあります。弊社は建設業を中心にホームページ制作を行うのですが、施工事例や工事をしている写真などは、読者の信頼性を高めてくれるコンテンツになります。そのため積極手に写真をホームページにアップすることを提案しています。
スマートフォン表示に対応させる
スマートフォン(タブレット)の普及により、ホームページによってはスマートフォンからの流入が8割を超えるサイトも少なくありません。
PC上でしか表示できない仕様のホームページの場合、スマートフォンで見ると
・はみ出してしまう
・画像が切れてしまう
・スクロールしづらい 読みづらい
・など、利便性を欠いてしまいます。
利便性を欠いたホームページをそのまま運用してしまうと、「この会社大丈夫かな?」と不信感を与えてしまいます。
PCでもスマートフォン(タブレット)でも問題なく同様の内容を閲覧できるようにすることを、「レスポンシブWEBデザイン」と呼びます。スマートフォンで見たときに途切れてしまうホームページをお持ちの方は、今すぐにでもレスポンシブWEBデザイン対応を行うべきです。
おわりに
ホームページを見てもらうためにすべき工夫についてご紹介しました。他にも、デザインやページの構成、カテゴリー分けなど、様々な工夫がありますが、一番重要なのは、まず「ホームページへのアクセスを増やすこと」。訪問者数を増やさないことには先に進めません。
そこで、まずは集客数を増やす施策を重点的に行い、次に回遊状況を改善させる、という優先順位でホームページを改善していくのが良いでしょう。
顧客獲得・元請け開拓・人材獲得といった施策を行う上での「すべての基点」となるホームページ。ぜひ貴社の事業戦略の1つとして、対策をしてみてください。