2018年ごろから急成長し日本でもブームになったインスタグラム。2021年現在、国内での利用者数は3,300万人と言われています。(ちなみにツイッターは4,500万人、LINEは8,900万人)
近年ではそんなインスタグラムを企業が自ら運用することで、自社商品の認知獲得やブランディング、そしてそこから集客や購買につなげることに成功しています。
とくに、工務店が建築した住宅のおしゃれな施工事例は、写真コンテンツがメインであるインスタグラムと非常に相性が良いとされています。
本記事ではそんなインスタグラムを運用するメリットと運用のポイント、企業の活用事例をご紹介します。
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工務店がインスタグラムを運営するメリット
まず最初に企業がインスタグラムアカウントを運営するメリットを簡単にご紹介します。
企業の認知獲得・ブランディングになる
冒頭でもお伝えした通り、Instagramは2021年現在、日本の総人口4分の1にあたる約3,300万人が利用しているSNSです。ひと昔前は10代や20代前半の若い女性に限定されて利用されていましたが、現在は30代以上のユーザーも着実に増えていて、老若男女に指示されています。
インパクトのある写真を投稿し拡散させることで、自社の知名度を爆発的に認知に繋がります。
集客効果がある
インスタグラムでは写真や動画を投稿することで、ユーザーに対して宣伝したいものを視覚的に訴求することが可能です。
文章よりも分かりやすく、自社の施工物件や工事風景をユーザーに伝えることができます。
また、
- インスタグラム内検索に役立つ「ハッシュタグ」
- フォロワー以外にもおすすめ表示がされる「発見タブ」
- フォロワー以外にも見てもらえるショートムービーの「リール」
など、簡単に集客につながる機能が標準装備されています。
リアルで出会ったことがいない人にも自社の施工を見てもらうことができ、実際のお問い合わせにつなげることもできます。
自社サイトへ集客できる
インスタグラムは各投稿そのものに自社サイトを含む外部リンクを掲載することはできませんが、トップページや条件を満たせばストーリー投稿にリンクを掲載することができます。
自社のホームページへ誘導できるようなアカウントにまで成長させることができれば、広告費を掛けずにWEBからのお問い合わせアップを狙えます。
インスタグラムアカウントの運営のポイント
ビジネスアカウントで行う
インスタグラムで企業アカウントを運用する際は、「ビジネスアカウント」を作成するのが一般的です。ビジネスアカウントにすることで、投稿が閲覧され合計数やプロフィールからウェブサイトをクリックした合うカウントの数をチェックでき、また広告の出稿も可能になります。
投稿の方向性を統一する
ひとつのアカウントの中で雰囲気がバラバラな投稿があると、ユーザーはそのアカウントに対するイメージを固定することができず、フォロワーが増えないという事態になりかねません。
投稿の方向性を統一するためにも、投稿ジャンル、写真や動画の質感、色味、雰囲気にも一貫性を持たせることを意識しましょう。
ハッシュタグを活用する
ハッシュタグを活用することでフォロワー数が少ないアカウントでも、何千・何万ものアカウントにアプローチができます。
ハッシュタグの投稿数を確認できるので、投稿数の多いハッシュタグから自社の投稿に関連するものをいくつかピックアップし、多くのユーザーに認知してもらえるような投稿を目指しましょう。
工務店のインスタ活用事例
安成工務店様
天然乾の近県産スギ材と自然エネルギーを活用した発電システム「OMソーラー」を使った家づくりをしている工務店です。8万人以上のフォロワーを獲得しています。
シンプルな画像ながら全貌がお洒落で見やすいように工夫されている配慮が行き届いた投稿が人気を集めています。
ハウスクラフト様
三重県で注文住宅を販売している工務店で、6万人以上のフォロワーを獲得しています。
IGTVと呼ばれる動画投稿の活用や、インスタライブの配信など、Instagramの機能をフル活用しています。
また、URLリンクを記載できるストーリー投稿では、お客様の声や、イベント告知、アンケート、求人案内など、ホームページへ誘導する投稿も行っています。
スタジオアンドビルド株式会社様
スタジオアンドビルド株式会社様が運営する、工務店とユーザーのマッチングサービスであるmadree(マドリー)。15万人以上のフォロワーがいるアカウントで 「間取りを含めた”家づくり提案”をスマホにお届け!」をコンセプトに建築が作成した間取り図を毎日投稿しています。1投稿に1,000件以上のいいねを獲得することも多く非常にアクティブなアカウントです。
林 拓未様
愛知県にある林美健という工務店のご代表個人名義のインスタグラムアカウントで1万人以上のフォロワーがいます。
このアカウントの特徴的なポイントは施工事例の投稿だけでなく、「住宅ローン」や「ウッドショック」「食洗器の比較」など、為になる知識系コンテンツを取り扱っている点です。
また、アカウントトップのURLに自社ホームページだけでなくYoutubeのアカウントまで記載しています。Youtubeの登録者も7.8万人ほどいます。
おわりに
インスタグラムは複数あるSNSの中でも、工務店のような写真によるアピールが適している業種に向ているツールです。
質の高い投稿を適切なハッシュタグと組み合わせて投稿することで、無料ツールでも十分な成果が出ることを期待できます。まだInstagramに着手されていなければ、この機会にぜひトライしてみてください!
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