リフォーム会社がSNS集客に取り組むうえでのポイントと事例をご紹介

     
リフォーム会社向けSNS集客サムネイル集客
集客

化粧品メーカーがインスタグラムでインフルエンサーを起用したり、タクシー会社がTikTokで若手の採用を行ったり、近年企業がSNSを活用して目的に合わせた集客を行っています。

リフォームや内装工事を行っている企業も、近年その多くがSNS集客に取り組んでおり、SNS上での情報発信を通じてお客様との交流や販促、採用活動を行っています。

この記事では、そんなSNSを取り組むためのポイントや事例をご紹介します。

リフォーム業者のSNS事例

Instagram

国内利用者数が3,300万人と言われている画像や動画を用いたビジュアルが中心のSNSです。ビフォー&アフターなど施工前、施工後や、施工現場の写真をアップすることで自社をアピールすることができます。
また、Instagramにはハッシュタグ検索という機能があり、上手に使いこなせばフォロワーが少ない状態でも投稿を目立たせることができます。

安成工務店様

(出典:安成工務店様|https://www.instagram.com/yasunari_komuten/)

天然乾の近県産スギ材と自然エネルギーを活用した発電システム「OMソーラー」を使った家づくりをしている工務店です。シンプルな画像ながら全貌がお洒落で見やすいように工夫されている配慮が行き届いた投稿が人気を集めています。

ハウスクラフト様

(出典:ハウスクラフト様|https://www.instagram.com/housecraft.jp/channel/)

三重県で注文住宅を販売している工務店で、IGTVと呼ばれる動画投稿の活用や、インスタライブの配信など、Instagramの機能をフル活用しています。
また、URLリンクを記載できるストーリー投稿では、お客様の声や、イベント告知、アンケート、求人案内など、ホームページへ誘導する投稿も行っています。

Twitter

国内利用者数約4,500万人、日本の全世代の利用率38.7%が利用しているSNS。140文字までの文字と画像・動画を組み合わせて投稿を行うことができます。Twitter内でキーワード検索ができるため、検索されそうなキーワードを投稿に埋め込むことでフォロー外のユーザーからあなたの投稿を見つけてもらうことができます。

また、リアルタイム性が非常に高いSNSであるため、最新のニュースなどの情報収集にも適しています。

シティハウス産業株式会社様

(出典:シティハウス産業様|https://twitter.com/ake7235)

石川県七尾市で住宅の新築やリフォームを行っている会社の社長が運営されているアカウントです。工事の進捗を投稿しており、しっかりとした施工を行っている様子が伺えます。

Facebook

利用者数が世界で最も多いSNSと言われています。国内では2,600万人とInstagram・Twitterに比べると利用者数が少ないですが、他のSNSよりも30代以上の利用者数が多いため、リフォームのお問い合わせに繋がりやすいと考えています。他のSNSに比べて長文の投稿ができるのも特徴の1つです。

TAKEUCHI株式会社様

(出典:リフォームのTAKEUCHI様|https://ja-jp.facebook.com/takeuchi.walige/)

東京、埼玉、群馬で数多くの戸建・マンション・賃貸・店舗リフォーム・リノベーションを手がけている会社です。
Facebookでは「窓・扉のリフォーム」や「シアタールーム」などの施工を紹介しています。

株式会社 夢工房様

(出典:
有限会社 夢工房様|https://ja-jp.facebook.com/pg/yumekobo0269/posts/)

「自然と暮らす、やさしい住まい」をコンセプトに、横浜。川崎・東京で自然素材を用いたリフォーム・リノベーションを行っている会社です。
施工した物件を写真・動画の掲載、注文住宅の無料相談会や物件探しシミュレーションなど、イベントの紹介も行っています。

YouTube

動画コンテンツの投稿・視聴ができるSNSで、月に6,500人以上のユーザーが利用しているというデータがあります。Instagram同様、映像によるコンテンツがリフォーム・リノベーションとマッチしている様子が伺えます。

「UR団地を40万円でセルフリフォーム」「築45年空き家を20万円でセルフリフォーム」などの施工動画や、「良いリフォーム会社の条件」などお役立ち動画、などのジャンルがメジャーです。

イマガワリフォーム様

(出典:イマガワリフォーム様|https://www.youtube.com/channel/UC_9gQlfhJYFsegsaRQscNiw)

岡山県の笠岡市・浅口市・里庄町を中心に、地域密着のリフォーム会社です。キッチンの解体~設置までの施工を紹介した動画や、各メーカーのトイレやバスタブのレビューなどの動画を投稿しています。

オリーブホーム株式会社様

(出典:オリーブホーム株式会社様|https://www.youtube.com/channel/UCp20JspQKeDDXZnVRFX9-7g)

栃木県小山市で水まわりリフォーム・外壁張替リフォーム・外壁塗装リフォームを中心に行っている会社です。

リフォーム全体の流れや、ユニットバスの施工動画を紹介しています。

リフォーム業者がSNSに取り組むためのポイント

受け皿としてのホームページを用意する

SNSで自社に興味を持ったユーザーに対して、

  • より詳しくサービスや施工などを紹介するため
  • お問い合わせの窓口とするため

にホームページは持っておくことをおすすめします。

SNSで集客をして、ホームページをその飛び先(受け皿)にすることで、両者の相乗効果を狙うことができます。

検索される工夫を行う

各種SNSの項目でもお伝えしましたが、各種SNSはハッシュタグやSNS内検索を用いてフォローしていないアカウントの投稿を検索することができます。フォロワーが少なく注目を集めにくい初期でも、検索を用いて自社のアカウントを目立たせることができます。
投稿を行う際は、タイトルや文章、ハッシュタグを設定するときに「そのワードで検索されるか?」を意識して行いましょう。

投稿の統一感を出す

投稿の統一感があることで、閲覧者に対してそのアカウントがどんなものかを伝えやすくなります。反対に統一感が全くないと「どんなアカウントか分からない」「専門性を感じない」などのマイナスイメージに繋がってしまいます。

 

統一感の例

  • 毎日同じ時間に投稿する
  • 投稿するジャンル・カテゴリーを一貫する
  • 投稿文章や写真の色味を統一する
  • 投稿写真の構図を一致せる
  • 同じ書体の動画テロップを入れる

とは言え、いきなり統一感を出すために方針を決め打ちするのは難しいかと思います。まずはいろいろ投稿してみてそこから反応が良かったものをピックアップし、それに寄せていく方向ですすめることをおすすめします。

おわりに

リフォーム業者のSNS事例や、取り組んでいく上で必要なポイントについて解説しました。日本のSNS普及率80%を超えていると言われる現代において、無料で不特定多数にアプローチできるのは大きな武器です。集客を考えているのであれば、ぜひこの機会に活用してみてはいかがでしょう?

     
この記事を書いたライター
政所健司

建築専門出版社にて住宅誌の編集長を歴任。国交省・住宅金融支援機構・NEDO等の広報誌制作業務に参画後、LIXILリフォームショップFC店の企業広報を経て現在BRANU株式会社にてマーケティングを担当。「現場で一番汗を流している人たちこそ主役に」という考えのもと、中小零細企業へのIT支援・DX支援・事業支援を通じて建設業界の古い産業構造の改革を目指す3児の父。

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