直請け獲得で売上5倍!下請け100%から脱却した外構工事会社のWEB戦略
Profile
・売上5倍達成
・粗利率20%UP
・社員7名採用
なぜオオヤマ様が短期間で事業拡大に成功しているのか? その勝因を大山社長に伺いました。
苦しい台所事情の中、
社員の待遇改善を目指して独立3年目に法人化
──本日はよろしくお願いします!オオヤマ様は今や10名超の社員を抱える会社として成長されていますが、創業当初はどのような感じだったのでしょうか?
もともと1人親方に付くような形で勤めていて、エクステリアや外構のほかに造園の仕事もしていました。それなりに技術や知識が増えてきたところで、自分の持っている力を試したくなり、幸いにも私を応援してくれる同業者の方もいたので、2014年に独立しました。
──同業で応援してくれる人がいるというのは、心強いですね! でも独立時の一番の課題は、新規の仕事ですよね。当時はどのようにして仕事を獲得されていたのでしょうか?
独立前の人脈を活かし、元請けの同業者から仕事をもらいながら、下請けとして仕事をしていました。ただ1年目は売上も低くて…苦しい日々が続きました。「また前の職場に戻ろうか」という思いも一瞬よぎりましたが、応援してくれる人もいたので、どうしても諦められませんでした。
何とか遣り繰りしているうちに、建設業の人たちや友人に元請会社を紹介してもらうなどして、ようやく2年目あたりから少しずつ仕事が増えていった感じです。3年目になると私以外に3名の職人と一緒に仕事をするようになり、彼らを率いて法人化しようと考えて、2016年12月に法人化しました。
──独立されてから3年目、かなりスピードが早い印象もありますが、どのような思いで会社を立ち上げたのですか?
この業界では、雇われている人たちの多くが日雇いです。当然、生活も不安定なので、「このような状況をいつか変えたい」という思いがずっとありました。毎月決まった給与をしっかり払い、さらに社会保険、雇用保険完備という…。業界的には珍しいかもしれないけど、会社としては当たり前のことを社員にしてあげたい――。そんな思いが、法人化を目指した一番大きなきっかけですね。
言い値ではなく、
自社の見積りで勝負するための「武器」として
──従業員を大切に思うお気持ちが、早期法人化の後押しになっていたのですね。会社を設立するとなると、登記や事務所など、いろいろと整えなければならないことも多いと思いますが、そのなかにホームページの導入もあったのですか?
ホームページは作りたいと思っていました。というのも、私たちの建設業界では、下請けは元請けから言われた金額でしか請け負うことができません。しかも「家づくり」という点では、外構工事は一番あとまわしで、「余った予算で」となりがちです。
そこで、もし私たちが元請けになれれば、自社で見積りを出して勝負し、受注できれば売上も立つ可能性があります。その可能性に賭けたいと思い、武器としてのホームページは作成したいと考えていました。
──直請けで勝負するための武器として、早くからホームページの可能性に注目されていたのですね! でも、ホームページ制作業者は多数存在します。その中でBRANU(ブラニュー)を選んでいただいた決定打は何でしたか?
会社を設立すると、いろんな業者から「ホームページを作りませんか」という電話がかかってきます。どの業者も「今日これからどうですか? 明日は?」と、何かと急かす感じでした。ところがブラニューさんはほかの会社と違い、こちらの立場に立って一緒に考えてくれる、伴走してくれる感じがあり、直感的に「この会社だ!」と思いました。
実際に営業の人が訪問した際も、記事の更新を手伝って検索で上位にくるようにして集客力を上げる話を丁寧にしてくれました。作ったら終わりではなく、一緒に長く付き合えそうだと感じ、比較検討することもなくブラニューさんにお願いすることにしました。
「ホームページはいかに安く作るかだよ」と知人。
それに違和感を感じ「そこに投資すべき」と強く思った
──ありがとうございます! ホームページは、制作後の活用次第で結果が変わります。そのため弊社では専属の担当者が付き、お客様の課題解決を支援・伴走する形を取らせていただいておりますので、そこが他社さんとの大きな違いかもしれません。でも「仕事を獲れるホームページ」と言っても、よく分からない人からの反対や心配の声なども、少なからずあったのではないでしょうか?
そうですね、「ホームページで仕事なんて来ないよ」「ホームページはいかに安く作るかだよ」などと言われました。でもその話を聞いて私は「何か違うな」と思っていました。ホームページはそれこそ24時間365日営業をしてくれるわけです。それによって集客もできて売上も上がる。つまり、1人の営業マンを雇う以上の仕事をしてくれる。そこにこそ投資すべきだというのが私の強い思いでした。
実際の結果としても、ホームページ開設後、半年、1年と経つごとに問い合わせが入るようになりました。最初の1年目で売上が前年比で1.7倍増え、翌年も同じく前年比1.7倍に。その後も右肩上がりを続けて、2020年は見込みですが、会社設立時の5倍以上にはなりそうです。社員数も3名から11名になりました。
──わずか5年間で売上が5倍…。社員数の増え方も含めて、ものすごい勢いですね!
まさにブラニューさんのお陰です。常にこちらの相談に乗ってくれ、それに対応してくれるので本当に助かっています。売上アップだけでなく、最初の狙いだった「元請け化」も確実に進みました。会社設立時は100%下請けでしたが、今は50%です。その下請けの仕事も、あまり利益が低い場合はお断りするなど、仕事を選べるようになりました。
また、それなりの予算をもっているお施主様からも声がかかるようになりました。エクステリアは1現場100~150万円ぐらいが多いのですが、500万円ほどの仕事を受注したこともあります。それに伴って粗利率も改善し、会社設立時の10%から30%に。確実に利益がとれる会社へと変わりました。
コロナ禍では工事依頼が殺到。
一部の工事はお断りせざるを得ない状況に
──社員の待遇改善、元請け化、粗利率改善、事業規模の拡大…。次々と課題をクリアされ、会社も大きな組織になってきています。やはりホームページの存在は大きかったでしょうか?
たとえばOB客に「なぜうちを紹介してくれたのですか?」と聞くと必ず、「ホームページがあるからです」と言われます。紹介された人はどんな会社か調べます。そのときにセンスの良いホームページがあれば「ここなら安心」となります。お施主様の多くは30代ですから、若い人にとってホームページの存在はとても大きいんだなと改めて感じました。
さらに、コロナ禍で外出自粛が続いていたときは皆さんの在宅時間が増え、「自宅をもっと過ごしやすくしたい」ということでホームページからの工事依頼が殺到しました。2か月で30件もの引き合いがあり、すべて請けられずに一部お断りせざるを得ないほどでした。同業者からも「こんな状況で忙しいのはオオヤマさんだけだよ」と言われたほどです。
──「コロナ禍で消費行動のオンライン化が加速した」とニュースでもよく言われていますが、オオヤマ様はこれに先んじてホームページ活用に取り組まれていたから、結果が出ているのですね! では最後に、今後ブラニューに期待することと今後の抱負をいただけますでしょうか。
信じられないかもしれませんが、ブラニューさんへの不満は1つもないんです。今まで通り、一緒になって課題を解決してくれる関係が続けば良いなと思います。今やブラニューさんはまさにうちの広報部であり、一緒に会社づくりをしているかけがえのない仲間です。
会社の目標としては、この地域でエクステリア・外構などで困ったことがあった場合に、それをきちんと解決する会社でありたいなと思っています。場合によっては、外構工事の枠を超えた相談も来るかもしれません。そのときは今の元請けさんにも仕事を振れるような、そんな地域の住まいの相談窓口のような存在になれたら良いですね。
──元請けさんを巻き込んでの、地域の皆さんのお悩み解決。素敵ですね!これからも引き続き、オオヤマ様の会社づくり・目標達成の支援をさせてください。本日はありがとうございました!
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